ムハンマドによる予言
ある人物の預言者性を証明する方法の一つとして、過去の出来事にせよ日常生活にせよ、あるいは未来に起こることにせよ、的確に真実を述べるということが挙げられます。クルアーンに加え、ムハンマドが口にした多くのことには、近い未来、あるいは遠い未来に関する、彼の存命中に成された複数の予言が含まれています。そしてその内の一部は既に実現し、他のものはその成就を待っているのです。預言者ムハンマドの弟子の一人フザイファは、こう言っています:
「預言者はある時、私たちの前で説教を行なった。彼はその中で、最後の時までに起こる全ての予兆について、余す事無く言及した。しかし私たちのある者はそれを記憶し、ある者は忘れてしまった。その説教の後、私はその説教の中で言及された出来事が起こるのを見たものであったが、それらが起こる前にはそのことを忘れてしまっていた。そして私は、人が不在であった者を目にして認識するように、それらの出来事を認識するのであった。」(アル=ブハーリーの伝承)
預言者ムハンマドの存命期とその後の第一世代の間に実現した彼の予言は、知られ、確証されているだけでも、少なくとも160に上ります。[2]
(2)「部族連合の役」が、クライシュ族(マッカの不信仰者たち)からムスリムたちへと向けられる最後の軍事的遠征となることを予言。この戦いは626年、ムスリムたちがマッカからマディーナへと移住してから5年目に起き、そして事実これが両軍にとっての最後の軍事衝突となりました。そしてその数年後、全マッカ市民はイスラームを受容することになります。[4]
(4) 彼の死後にエルサレムが併合されるという予言[6]
(5) ペルシャ征服の予言[8]
(6) エジプト征服の予言[10]
(7) トルコとの対決に関する予言[12]
(8)ムスリムによる最初の海戦が、海洋遠征に参加した最初の女性であるウンム・ハラームによって目撃されるということの予言。また彼は、コンスタンティノープルへの最初の襲撃に関しても予言しました。[14]
(9)626年の部族連合の役という非常に過酷であった状況において、ローマとペルシャとイエメンが征服されることを予言したこと。
「神とその使徒が私たちに約束したものは、虚妄以外の何ものでもなかったのだ。」
(クルアーン 33:10-12)
(10)ムハンマドの存命期に、神の御名において語ると自称する詐欺師が、一人の正しい男によって殺されるという予言。[17]
またその他にも更に、最後の時に関して実現が待たれている、少なくとも28の予言があります。
これら信頼性の高い記録による予言の数々は、ムハンマド(彼に神からの祝福と平安あれ)の預言者性に対する明白な証拠です。これらの出来事に関する知識は、神による啓示以外のものをもって彼が習得出来たようなものではありません。そしてその全ては、ムハンマドが詐欺師などではなく、むしろ人類を地獄の業火から救い出すために神から遣わされたのだ、という彼の信憑性を証明するためのものだったのです。
- Dr. Muhammad Wali-ullah al-Nadavi in his Master’s thesis entitled, ‘Nubuwwat al-Rasul,’ from al-Azhar University, Cairo, Egypt.
- Saheeh Muslim, Abu Ya’la.
- Saheeh Al-Bukhari, Bazzar, and Haithami.
- Imam al-Nawawi ‘Sharh’ Saheeh Muslim,’.
- Saheeh Al-Bukhari
- “Jerusalem.” Encyclopædia Britannica from Encyclopædia Britannica Premium Service. (http://www.britannica.com/eb/article-61909)
- Saheeh Muslim.
- “Iran.” Encyclopædia Britannica from Encyclopædia Britannica Premium Service. (http://www.britannica.com/eb/article-32160)
- Saheeh Muslim
- “Egypt.” Encyclopædia Britannica from Encyclopædia Britannica Premium Service. (http://www.britannica.com/eb/article-22358)
- Ibn Kathir’s ‘al-Bidaya wal-Nihaya.’
- Ibn Kathir’s ‘al-Bidaya wal-Nihaya.’
- Saheeh Al-Bukhari
- Ibn Kathir’s ‘al-Bidaya wal-Nihaya.’
- Saheeh Al-Bukhari, Saheeh Muslim
- Saheeh Al-Bukhari